9.5sqのコーケンのラチェットを比較しやすいように一覧にして、まとめてみました。
個人的には、10㎜以下のボルトの使用頻度が高い場合には、6.3sqのラチェットを使用し、12㎜以上のボルトやナットの使用頻度が上がってくると9.5sqのラチェットを使用するようにしています。
自動車整備をするうえでは、一番汎用性のあるサイズだと思われます。
KTCやスナップオンのラチェットと比較すると、空転トルクの軽さが最大の魅力だと思いますが、10㎜以下のボルト・ナット、もしくはそれ以上のサイズのボルト・ナットでも、最初の締め付けや固着のとれた状況だと、空転トルクの軽さが作業効率のアップやストレスの軽減になります。
工具は強度や耐久性のあるサイズの大きい物の方が、一見汎用性があると思われがちですが、作業対象によってサイズを変えたり、なるべくコンパクトでスムーズに機構が動く工具を使用する方が作業効率のアップに繋がると思います。
以下は9.5sqのラチェットですが、なかには品番の頭が「2」で始まる「2725Z-3/8」等のように、6.3sqのラチェットボディに9.5sqの差込を持ったモデルもいくつか存在します。これらモデルが個人的には一番使いやすくてオススメです。
スナップオンやネプロスの新型90ギアと比べるとギア数が少なく感じますが、是非1本購入してみてください。